このページで確認できること
このページでは今作のシナリオについて記載していく
FF2の内容が知りたい人は長くなるが一読いただけると幸いです
メインストーリー
オープニング
長く続いていた平和が今、終わりをつげた
パラメキア帝国の帝国が魔界から魔物を呼びだし
世界征服に乗り出したのである
これに対し反乱軍はフィン王国において立ち上がったが
帝国の総攻撃にあい城を奪われ
辺境の町アルテアへと撤退をよぎなくされた
ここフィン王国に住む4人の若者たちも
敵の攻撃によって両親を失い
執拗な敵の追っ手から逃げ続けてきた…
フィンで幼馴染の若者であるフリオニール、マリア、ガイ、レオンハルトは帝国の黒騎士の襲撃を受け、致命傷を負う場面から物語が始まる。
アルテアの町
瀕死状態のフリオニール達はフィンの反乱軍によって運ばれ、白魔導士ミンウの治療によりなんとか一命を取り留める。だが、レオンハルトだけは行方が分からなくなってしまった。復活したフリオニール達はフィンの王女ヒルダに反乱軍にしてほしいと志願するが止められてしまう。そして、行き場のないフリオニール達がアルテアの町で暮らしていくためにヒルダから反乱軍の合言葉[のばら]を教えてもらう。[のばら]はフィンの国の紋章である。
他にもアルテアには帝国の襲撃で腰に矢を受け、衰弱してしまったヒルダの父であるフィンの国王、世界一の盗賊と豪語するポール、戦いから逃げ出してしまったカシュオーンの第二王子ゴードンが居る。ゴードンは反乱軍に志願したがっていたが、ヒルダに拒絶されるのが怖くてなかなか動けない様子。とりあえず、フリオニール達はフィンの町に潜入することにする。
ガテアの町
アルテアの隣にある寂し気なガテアの村。そこに居る村人からフィンの町外れに酒場があり、そこのマスターは逃げ遅れて今でも帝国兵相手に商売を続けているらしい。
フィンの町
フィンの町に来てみると、辺りはやはり帝国兵に占拠されている。見つかれば真っ先に攻撃されるのは目に見えているため、気を付けて行動する。酒場に居るマスターに反乱軍の合言葉である[のばら]と言うとマスターは壁の向こうに隠し扉があり、奥に傷ついた戦士がいることを伝え、その場を離れる。奥に向かうと、酷く弱った男がそこに居て、[のばら]と伝えると自身がカシュオーンの第一王子にしてゴードンの兄であるスコットと伝えた。ゴードンから死んだと聞かされていたが生きていたのだ。だが、もう長くはないという。
弟のゴードンに素晴らしい力がある、もっと自信を持ってほしいということを伝えてほしいという。そして、フィンが敗北してしまったのはボーゲン伯爵が裏切ったためという。そしてボーゲンはフィンを裏切り、今では帝国の将軍であるという。最後にヒルダに愛している事を伝えようとするが、悲しませるだけだと伝える事を止めた。マリアがレオンハルトの行方を聞くが、スコットは知らないと言い、体力が尽きてしまったスコットは力尽きてしまい、そこには『リング』があった。『リング』をアルテアに持ち帰り、ヒルダに見せると、一目でスコットの物だと見抜く。 フリオニール達からスコットの死を聞かされたヒルダは最後に彼が何か言っていたか聞いたが、フリオニールは何も言っていなかったと伝えた。スコットの形見である『リング』をヒルダに渡そうとしたが、これは勇気がある者が持つべきだと受け取らなかった。そして、フィンの町へ潜入した実力が認められ、反乱軍に加わることを認めてもらえた。ヒルダはフィンの大きな敗因として装備の格差を挙げた。ミンウがフリオニール達に加わり、帝国が使用する特殊な金属、[ミスリル]を入手する任務に就く。まずは[ミスリル]に関して先に調査を進めているヨーゼフが住むサラマンドの町に向かうことになる。だが、サラマンドには港町パルムを経由しなければならない。
港町パルム
ここ港町パルムは帝国の襲撃を受けていない小さな港町であり、海賊たちが町中を闊歩していた。フリオニール達は船でさらに先にある港町ポフトに向かう。
港町ポフト
港町ポフトでも、海賊がそこらで闊歩しており、[飛空艇]を唯一操縦できるシドという人物がこの港町の酒場に居るらしい。会いに行くと、金を払えば決まった場所に乗せて行ってくれるという。
サラマンドの町
先を急ぐフリオニール達は海賊に頼み、サラマンドの町を訪れる。町の人達に聞き込みをする内に、ここから南の山の向こうにセミテの滝という場所があり、帝国が使用する[ミスリル]はそこから発掘されているらしい。そして、サラマンドにいる男たちは帝国からセミテの滝にて[ミスリル]を発掘する奴隷として強制労働を強いられている。ヨーゼフと合う事が出来たのだが、フリオニール達に対してあまり協力的ではない。サラマンドの問題を解決すれば信用すると言う。
セミテの滝
フリオニール達はサラマンドの人達を救出するため、セミテの滝に来た。聞いていた通り、サラマンドの人達は奴隷として捕られており、そこにはヨーゼフの娘ネリーとアルテアの怪盗ポールも居た。サラマンドでヨーゼフが協力的ではなかったのもボーゲンによってネリーを人質に捕られていたためであった。『ミスリル』の在り処が分かり、フリオニール達よりも先に手に入れようとした所、ドジを踏み捕まった様子。
ポールはサラマンドの人達を逃がした。最深部でミスリルの番人をしていた帝国のサージェントと戦闘になり、倒す。そして、無事『ミスリル』を手に入れた。アルテアに持ち帰るとヒルダはこの町の武器屋に居るトブールという人物に渡せば、帝国と対等に戦える装備を作ってくれると言う。早速、トブールに『ミスリル』を渡すとテンションが上がったトブールは武器を作製し、アルテアの武器屋に[ミスリル]の武器が並ぶようになった。
バフスクの町
フリオニール達が次に訪れたのはバフスクの町。帝国が建造する[大戦艦]に入るには『通行証』が必要であることを聞く。この町にはフィンを裏切ったボーゲンが指揮を執っているようだが、誰もボーゲンの下では働こうとしないらしい。帝国兵は無能なボーゲンを煙たがり、ダークナイトが帰ってくることを待ちわびているようだ。変な所に居る帝国兵に話を聞くと、実はその帝国兵は反乱軍のスパイであり、[大戦艦]に潜入しようと来たフリオニール達に下水道から[大戦艦]に侵入できる事を教え、その場から去る。
バフスクの洞窟
下水道からバフスクの洞窟を進んでいくとダークナイトが居て、[大戦艦]は既に完成していることを聞かされる。ダークナイトはボーゲンを囮にして、陰で指揮をし続けていた。フリオニール達、反乱軍には帝国に降伏することが最善の道だと助言を残し、[大戦艦]で飛び立ってしまう。
バフスクの洞窟の最深部で『通行証』を手に入れる。アルテアの方に帰ると既に周辺の町は[大戦艦]によって凄まじい襲撃を受けていた。
[大戦艦]は世界中の人の命を奪った。フィン国王はこの凄惨な状況にショックを受け、病状が悪化してしまっている。ミンウは白魔導士としてフィン国王や怪我人の治療に専念するため、アルテアに残る。
カシュオーンのシンボルである[太陽の炎]は今もずっとカシュオーン城の1階で燃え続けている。ヒルダはゴードン、スコットから普通の松明ではその炎を移すことはできないと聞いている。
フィン国王に[太陽の炎]について聞いてみると、スコットが戦いに敗れた時に備えて、カシュオーン城の扉に封印してしまったと言う。この封印を解くには[女神のベル]を扉の前で鳴らす必要がある。
フリオニール達はカシュオーン王国が3年に一度開かれる炎の祭りの話をミンウから聞き、[太陽の炎]を移すことができる[エギルの松明]を探すことになる。しかし、まずは『女神のベル』を探すため、サラマンドにいるヨーゼフに話を聞きに行く。
ヨーゼフはネリーを助けたフリオニールに協力的で、雪原の洞窟に向かうために必要なヨーゼフが所有する『雪上船』を取りに行く。ヨーゼフがフリオニール達に加わり、セミテの滝の突き出た小さな岩を回すと通路が現れ、隠し部屋で『雪上船』を手に入れる。
雪原の洞窟
ヨーゼフからもらった『雪上船』で雪原の洞窟に入り、奥へと向かう。途中、ジャイアントビーバーが沢山居る部屋に出た。ガイがジャイアントビーバーの言葉がわかるといい、『女神のベル』について聞くと、この部屋の右の壁が抜け穴となっており、そこでモンスターが『女神のベル』を守っていると言う。壁の先に進むと、『女神のベル』を守るアダマンタイマイと対峙し、倒す。
壁に埋め込まれた『女神のベル』を手に入れると入り口へと戻る道が開かれ、雪原の洞窟を後にする。しかし、出口にはボーゲンが待ち構えており、帝国の地位を失い、逆恨みしたボーゲンはフリオニール達に襲い掛かる。フリオニール達は打ち倒し、出ようとするが、最後の悪あがきでボーゲンが用意した大岩の罠からヨーゼフが庇い、力尽きてしまう。
カシュオーン城
カシュオーン城に着いたフリオニール達は扉の前で『女神のベル』を鳴らした。美しいベルの音が響くと扉の鍵が開き、中に入る。中には既にゴードンが『エギルの松明』を探しに来ていたが、中はモンスターだらけで苦戦しているようだった。そんなゴードンを仲間に入れ、奥へと進んで行く。最深部にて、『エギルの松明』を守護するレッドソウルと対峙し、倒す。奥で『エギルの松明』を手に入れる。
カシュオーン城の入り口まで戻り、燃え盛る『太陽の炎』を『エギルの松明』に移すことで手に入れる。外に出ると、フリオニール達を迎えに来るために来た飛空艇は[大戦艦]によって捕らえられる。飛空艇を操縦していたシドはもちろん、そこに乗っていたヒルダも人質として捕らえらてしまう。反乱軍が[大戦艦]はフィンの北に向かったという情報をフリオニール達に教え、[大戦艦]へと向かう。
大戦艦
[大戦艦]への潜入を目指すフリオニール達であったが、『通行証』を帝国兵に見せると、案外簡単に潜入できた。シドとヒルダが捕らわれている鉄格子を開け、救出に成功する。
脱出はシドに任せて、フリオニール達はエンジンを破壊するべく、先に進む。エンジンにたどり着き、『太陽の炎』を纏っている『エギルの松明』をエンジンに投げ込む。すると、瞬く間に大炎上し、破壊に成功した。
[大戦艦]が大破する前に脱出しようとした時、ダークナイトが現れ、その声を聞いたマリアは何かに気づく。フリオニール達は急いでシドの飛空艇に乗り込み、大破する[大戦艦]からの脱出に成功する。
アルテアに戻ったフリオニール達であったが、フィン国王の容態が悪化してしまう。フィン国王は最後にゴードンに反乱軍の指揮を執り、ヒルダを支えてくれと頼む。ミンウには世界の破滅が訪れた時に封印が解かれるという究極魔法[アルテマ]を託す。
そして、フリオニール達に竜騎士団の城ディストへ向かい,[竜騎士]の生き残りを探し、[竜騎士]と[飛竜]の力を借りろと言い、フィン国王は力尽きてしまった。ゴードンから帝国がディストに攻め込んだのは[竜騎士]の力を恐れていたため、彼らの血を根絶やしにしたとゴードンは語る。
[竜騎士]の一族は[飛竜]の言葉を理解できるらしい。港町パルムに行き、ディストまで行く船を探しているが、船は今出せないと言う。すると、女船乗りが話しかけて来て、ちょうどディストまで行くため一緒に乗せると言われるが、マリアは都合が良過ぎると疑う。だが、他にディストへ行く手段がないフリオニール達は乗る他無かった。 女船乗りの名はレイラ。船に乗り込み、しばらくするとレイラは正体を表し、身ぐるみを剥がそうとする。手下と戦闘になり、勝利する。成す術が無くなった女海賊レイラを仲間に入れ、『船』を手に入れる。そして、レイラの船でディストへ向かう。
ディスト城
ディスト城に入ると、中には子どもが居て、外からフリオニール達を拒絶する。帝国の人間と勘違いしたらしい。この子の母親は夫を帝国兵に殺されてしまい、ディストで生き残ったのはこの母子のみである。 この部屋の奥に傷ついた最後の[飛竜]が居て、何かを伝えたいのは分かるが言葉が分からないと言う。ここから北に飛竜の洞窟があり、そこの地下に[飛竜]と話せるようになる『ペンダント』があるかもしれないらしく、それを探しに行く。
ディストの洞窟
ディストの洞窟の地下で母親が言っていた通り、[竜騎士]の亡骸に落ちていた『ペンダント』を手に入れる。ディストに戻ったフリオニール達は[飛竜]に協力を仰ぐと、先の戦いで毒が全身で回ってしまい、もう長くは無いと言う。最後に残された『飛竜の卵』をディストの洞窟にある命の泉に沈めてほしいと託し、力尽きてしまう。
ディストの洞窟の最深部で命の泉を見つけたが、『飛竜の卵』を狙っているキマイラと対峙する。これを打ち倒し、『飛竜の卵』を泉に沈める。アルテアに戻ったフリオニール達であったが、どうやら最近ヒルダの様子がおかしいらしい。ネズミを食べていたり、話しかけても笑うだけであったりとゴードンは困惑していた。
そんなヒルダの様子を見に行くと、ヒルダはフリオニールだけに話があると言う。マリア達が外に出て、2人きりになるとヒルダは突然ベッドでフリオニールを誘惑してきた。フリオニールが誘惑に乗ると、正体を現したラミアクィーンと対峙するがこれを倒す。
レイラが女は怖いとフリオニールを一喝する。ヒルダを取り戻すためゴードンが加わり、レイラは残ってアルテアを見張っている。そして、本物のヒルダはパラメキアで開かれている闘技場の賞品になっていると聞き、急いでパラメキアに向かう。
闘技場
ヒルダを取り返しに闘技場に来たフリオニール達は見せしめのショーとしていきなりベヒーモスと対峙させられる。倒すと皇帝の目の前までいく事が出来、倒すチャンスだったが逆に罠にはめられ、牢屋に捕らえられてしまう。成す術が無くなってしまったフリオニール達だったが、そこにポールが救出に来て脱出に成功する。
アルテアに戻ったが、そこには殆ど人がおらず、ヒルダとゴードンが反乱軍を率いてフィンのそばにキャンプを設立し攻め込んでおり、フィンの入り口は突破して帝国兵は混乱している。この隙にフリオニール達が帝国兵の司令官を倒すことが反乱軍の作戦である。
フィン城
フィン城に攻め込んだフリオニール達はレイラと合流し,玉座に向かうとそこに座っていたのは帝国兵の司令官ゴートス。フリオニール達が来た事で策略に気付き、対峙し、倒す。司令官が倒されたことで、フィン城の奪還に成功する。
しかし、[ミシディア]に向かったミンウからの連絡が途絶えている。[ミシディア]は魔導士の国であり、皇帝を倒す上で、魔法の力は必要不可欠であると言う。究極魔法を記した[アルテマの本]がミシディアの塔に封印されている。
その魔法を手に入れるためには[仮面]が必要であり、そのうちの1つ、『白い仮面』はこのフィン城の地下に眠っている。地下に入るためには、呪文が必要であり、その古くから伝わる言葉は[エクメトテロエス]。
玉座の横の壁に[エクメトテロエス]と唱えると、隠し扉が出現し、フィン城の地下に入る事が出来た。地下の最深部で『白い仮面』を手に入れた。フリオニール達は[ミシディア]に向かう。
ミシディアの町
フリオニール達はまず、ミシディアの町でミンウの行方を探す。ミンウは既にミシディアの塔に向かっていた。この町にの地下には『クリスタルロッド』を守護する女神像が祀られており、地下に向かう。地下に立つ女神像に『白い仮面』を被せ、南の島に向かう。
南の島
フリオニール達はもう1つの[仮面]である『黒い仮面』を探しに南の島に来た。南の島には[仮面]の一族が沢山暮らしており、ここの最深部に彼らの宝『黒い仮面』がある。そして、最深部にたどり着いたフリオニール達は宝を守るビッグホーンと対峙し、倒す。奥で『黒い仮面』を手に入れた。
ミシディアの洞窟
フリオニール達が次に来たのはミシディアの洞窟。先に進もうとするがフリオニールのドッペルゲンガーが行く手を阻んでいる。しかし、ミシディアの町で女神像に『白い仮面』を被せたことで、フリオニールの良き心がドッペルゲンガーの悪しき心を封じ、動きを止めている。
そんなドッペルゲンガーに『黒い仮面』を被せると、ドッペルゲンガーは消滅し、先に進めるようになった。進んだ先で『クリスタルロッド』を手に入れた。ミシディアの塔に船で向かう途中、巨大な渦に飲み込まれ、気付くと海の巨大なモンスター、リバイアサンの体内に居た。
しかし、レイラだけは行方不明となってしまう。ここでは、同じくリバイアサンに飲み込まれてしまった人達が、一緒に飲み込まれた家具を使って生活している。その中に竜騎士を名乗る者が居る。フリオニール達がディストの惨状を伝えると、長い間飲み込まれたままでいたのか、状況をなかなか飲み込めずにいたが『アルテマの本』のためという目的が一緒であったため、仲間に加わる。
こうして、竜騎士リチャードと共に奥へと進む。船の前にラウンドウォームをという手強いモンスターと対峙し、倒す。船に乗り込めたことでリバイアサンの体内から脱出する。
ミシディアの塔
『クリスタルロッド』でミシディアの塔の封印を解き、中に入る。ここでは、3人の魔導士がそれぞれファイアギガース、アイスギガース、サンダーギガースに変身し、フリオニール達に襲い掛かる。だが、これらを全て倒し、最深部でミンウと合流する。
この奥の扉に『アルテマの本』があるが封印が強力でミンウの持ってる魔力を全てぶつける事で封印を破る。力を使い果たしてしまったミンウは力尽きてしまった。ミンウの尽力もあり、『アルテマの本』を手に入れた。
フィンに戻ると、レイラがなんとか無事に帰還していた。皇帝の魔力で[竜巻]を意のままに操りアルテア、ガテア、パルム、ポフトを次々と破壊し、次はここにやってくると言う。フィンにある水のように磨き抜かれた鏡に『ペンダント』を翳すと『ペンダント』の光が鏡に幼い飛竜の姿を映した。
その幼き飛竜はフリオニール達が命の泉に沈めた『飛竜の卵』から孵った最後の飛竜。その飛竜がフィンに向かっている。飛竜と竜騎士が揃い、[竜巻]の中心に向かってはばたく。
竜巻
[竜巻]のなかに侵入できたフリオニール達は最上階で皇帝と対峙する。初めは親衛隊に向かわせるが、倒されていった事で皇帝が直々にフリオニール達と戦う。そして、フリオニール達は皇帝をついに倒す。
フィンに戻って宴を始めた。諸悪の根源であった皇帝が倒された事で世界は平和に向かっていく様かに思われた。しかし、ダークナイトがパラメキアの次の皇帝に即位した事により、横暴な虐殺が始まってしまった。
なんと、ダークナイトはレオンハルトであった。レオンハルトはフリオニール達にとってかつての仲間、特にマリアにとっては兄である。そんな相手に戦う事が出来るのかとフリオニール達に問うが、むしろフリオニール達は自分たちで解決させてほしいと言う。
ポールの家に行くと、竜巻の影響で負傷したシドが居て、飛空艇を貸してくれると言う。貸すだけだとフリオニール達に伝えると、シドは力尽きてしまった。こうなってしまった以上、レオンハルトの横暴を放っておくことはできないため、フリオニール達はシドから託された『飛空艇』で[パラメキア]城に急ぐ。
パラメキア城
『飛空艇』で最上階からパラメキア城に侵入したフリオニール達。倒された皇帝に代わり、新たな皇帝として玉座に居るレオンハルト。今まで仲間として共に旅をしてきたフリオニールと兄であるレオンハルトが戦い始めようとしている、そんな状況に耐えられなくなったマリアがすかさず止めに入る。
レオンハルトは自身の野望を語り始める。この世界を支配するのに必要なのは絶対的な力であり、守るべき存在、それは弱さになってしまう。レオンハルトは反乱軍として敗北した時、弱い者は強い者に支配されなければ生きる事はできないという思想になってしまう。
その結果、新しい皇帝になる事を選択したのだ。その時、倒されたはずの皇帝が地獄から蘇る。もはや、今の皇帝には帝国などどうでもよく、地獄で手に入れた力でフリオニール達、この世界を滅ぼそうとしている。今までの皇帝とは違い、ただならぬ力からリチャードが飛竜を呼び、フリオニール達を逃がす。
残ったリチャードは捨て身で皇帝に戦いを挑む。脱出すると、パラメキア城が崩れ去り、地獄の宮殿パンデモニウムが姿を現す。アルテアに帰還すると、ヒルダは帝国のダークナイトことレオンハルトが居る事に驚き、フリオニールが皇帝と戦うためにレオンハルトを加えることにさらに驚く。
しかし、多くの犠牲者を出した皇帝を倒すためには仕方がなく、反乱軍に加わることを許す。パンデモニウムには普通に行く事はできず、魔物たちが使用していたとされる[ジェイド]と呼ばれる特殊な通路を介して向かう必要がある。[ジェイド]は[ミシディア]の東にある細い海峡の付近に小さな泉があり、そこに入ると行く事ができる。
ジェイド
[ミシディア]の東にある泉に行くと[ジェイド]に入る事ができた。
パンデモニウム
[ジェイド]を通り抜けると、言い伝えの通り、地獄の宮殿パンデモニウムに入る事が出来た。フリオニール達は最後の戦いに向かう。途中で行く手を阻む強敵達をなぎ倒し、最深部までたどり着くと、地獄に魂を売り、悪しき心しか残されていない皇帝がそこに居た。フリオニール達は皇帝と対峙する。見事打ち倒し、最後の戦いに勝利する。皇帝は断末魔をあげ、消滅した。
エンディング
長き戦いが終わり、ヒルダとゴードン、フィンとカシュオーンは力を合わせて復興していく事を宣誓する。ポールは帝国が無くなり、盗む相手が居ないため怪盗稼業を辞めると言う。
レイラはフリオニールにアプローチを掛けるとマリアの様子を見て、女の戦いが始まってしまったと揶揄する。ヨーゼフの娘ネリーはヒルダの元で働くことにした。そんなネリーの姿にヨーゼフの面影を見る。
全ての戦いが終わり、またみんなで平和に暮らしたいと思うマリアであったが、レオンハルトは自分がしてきた事を考え、一緒には居られないと離れる。
フリオニールはその気持ちを理解し、今は止めることができないがいつかきっとその時が来ると希望を持っている。